割と真面目なコラムです。
バツボタンを押そうとした方。戻ってきて下さい。
本来コラムは真面目な物なのですよ。
⚪︎厚紙と友達と、同業の駆け出しの子とかが見てたらちょっと刺激になる話し。
手前に見えている段ボールのような物。
これは「厚紙福子」と言って、
捻挫などの損傷箇所を固定する為の装具です。
「捻挫しちゃったんですけど其方に伺ってもいいですか?」と言う電話がたまにかかって来ますが、
「勿論、ウチは捻挫屋さんですよ。」と答えるほどの拘りのあら整骨。
この通称厚紙。
痛めて来た箇所に剃ってジョキジョキ切って形を作り、
体の形に合わせ包帯で巻き込むと言う物。
早い話、形を自在に作れる添え木みたいな物です。
この材料。
業界の人ならば、「なつかし〜」と涙物の素材なのです。
一般の人では、「アンバサ」くらい、懐かしい物。
わかった方、私と同年代以上ですね??
話しを戻しましょう。
先日私の数少ない整骨院友達の「サウダ氏」より、
「荒川さん、厚紙持ってます?ちょいと分けてくださいよ。」
と連絡があり、取りにきてくれました。
このサウダ氏。藤が丘で整骨院を経営する、孤高のスーパートレーナーさんなのです。
スポーツトレーナーのみならず、「山」での救助活動もこなす、まさに外傷処置マニア。
※以前コラムに登場した「西先生」とも仲良し。
最先端の固定グッズにも詳しい彼が「厚紙」を使っていることにビックリ。
「いや、結局厚紙いいんすよね。軽いし、ちゃんと固定出来るし、何より安いので患者さん負担が少ない。」
と。大盛り上がり。
そう、クラシカルな素材ですが厚紙はいい奴なのです。
そして、
当整骨院に敷居を跨いだ同業者には、帰る際のルールがあります。
「なんか教えてから帰れ。」
そう、私が知らない「何か」を教えてくれないと帰しません。
そこは貪欲なあら整。
ゾンビのようにわらわらスタッフが集まって来ます。
「じゃあ、厚紙を使った、肩の⚪︎⚪︎損傷に対しての⚪︎⚪︎固定法を・・。」
真剣に教えてくれるサウダ氏。
このダンディズムでなんと私の一つ下。
カッコイイですね。
技術に対してゴリゴリに妥協しない人。
こーゆー話しすると熱くなっちゃう人、大好きです。
この人波長が合うな。と思う仲間と技術を教えあう。
絶対に知ったかぶりしちゃダメ。これ超大事。
こんな感じで仲間と共自分の得意な事を出し合い、「なんか新しい事」を求めて、やっております。
結構楽しいです。
と言う事で、
当院に大怪我で来院された方は容赦なく厚紙福子で固定します。
軽いし、しっかりしているし、安い!!
まぁ、大怪我しない事が大事なんですが・・。
たまにはちょっと真面目なコラム。
おっと、
来週から「メガ酸素」が始まります。こちらは若干お楽しみ企画です。
詳しくは院内ポップにて。お電話でも問い合わせ可です。