さて、今回は先日8月20日に行われた青葉区災害時トリアージ講習会の様子をレビューしたいと思います。

毎年開催される『青葉区災害時トリアージ講習会』

青葉区医師会、日本体育大学主導で行っています。

私荒川も過去3度参加経験があり、コロナ明け久々の開催となりました。

トリアージとは災害時医療の一貫で、『災害現場で負傷した人々を、重症度別に区分(色)分けして行く業務』の事。

災害時には医師の数も限られ、医療スタッフが不足する事が予想されます。

そんな中『迅速に優先度をつけて診察する為に区分分けをする』と言うのはとても大事。との事。

トリアージを行う人間は医師である必要はなく(勿論医師がベストですが)我々も超活躍出来る分野なのです。

青葉区では今までの諸先輩方の功績にて、我々柔道整復師会も訓練に参加させて頂ける環境があり、これは全国的にも珍しい事だそうです。(テレビ局も取材に来ていました)

地域と医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護師、柔道整復師が連携して災害時に備える。

素晴らしい取り組みなのです。

前置きが長くなりましたが、現場の様子をご覧いただきます。

↑青葉区役所4階ホール。AM9時スタート。

結構人来ています。

当接骨師会からは6名参加。多ければ多いほどいい。今回参加の先生、誠にありがとうございました!!

手前の男前が私荒川です。(いい写真がなく、男前ではありますがボラ(魚)みたいな顔になっちゃいました。)

奥の少し男前が当院スタッフにて接骨師会準会員の伊藤。

準会員でも参加可能。

↑ご存じ左右田先生。当コラムではお馴染み。

実は左右田先生、この度我々の支部の支部長に就任。私荒川は総務。協力してやっております。

お隣の先生は前総務の濱田先生。江田で整骨院をなさっております。

お互いバイタルを確認し合う訓練の様子。

ちゃんと座学も学べます。この訓練では『呼吸や脈を確認する事が意外と難しい』と言う事が学べます。一回やって置くとすごく役立つ。

↑40分程の座学の後本番。

グループに分けて実際を想定したトリアージを行います。

日体大の学生と、残った面々が被災者役。

日体大生の白身の演技に百戦錬磨の医療人も翻弄される場面もあり。素晴らしい実演です。

おっと、奥の方に伊藤先生発見!!もの凄いウロウロ感!!!

『やる気が無さそう』がイメージの彼ですが、バリバリちゃんと訓練に参加していました。やる気は超あります。

↑足場の悪い現場や、重症の患者様役も見事に再現。緊張感があります。

↑2回目の(各々グループ、2回行います)訓練では、

名物の『暗闇』シュチュエーションチャレンジ(講師の方が『名物』と本当に言ってました^^)

一気に難易度が上がります。

呼吸を目視しずらいので『重症』を『死亡』と勘違いするミスが多発。

このミスは結構やばい。呼吸の確認、超大事なのです。

左右田支部長の白身の『死亡役』

後から伺ったところ、「呼吸と脈を止めてたんですよww」との事。なんて器用な。

左右田支部長の死体役、毎回披露してくれます。実は訓練の度にちょっと楽しみにしています。

トレイルランニングの救護活動も行っている左右田支部長。防災訓練系は並々ならぬ気合が入っています。

それにしてもめちゃくちゃクオリティ高いですね。流石としか言いようが無い。

(因みに荒川が被災者役の時は『瓦礫が倒れて来て肋骨周辺を強打し、動けない人。』を演じました。

医師会の先生が10秒程で見抜いて下さいました。)

その後、反省点や総括をミーティング。

反省点と改善点がどんどん出てどんどん解決して行きます。医師の力はすごいなぁと改めて尊敬。

想像力を持って望んでも、絶対に『予想外』が起きます。訓練が大事ですね。

昼12時に終了。

ここまで読んで下さった皆様は、言うまでも無い事と思いますが、

準備は大事。と言う事が良くわかる1日でした。

荒川は3回こちらの訓練に参加させて頂きましたが、1回1回、確実に落ち着いて対応出来る様になっている実感があります。

支部長や医師の皆様の足元にも及びませんが、今後も少しづつ学んで行こうと思っています。

以上。青葉区災害時トリアージ講習会のレビューでした。

少しでも興味を持たれた方がいらっしゃいましたら嬉しいです。

今回の活動をコラムにするかどうか、少し迷いましたが、

院を通して地域の活動や会の取り組みを発信していく事もアリなのでは。と考え掲載させて頂きました。

ご清覧ありがとうございます。

おまけ↓

お昼時だったので、お蕎麦をいただいて帰りました。

日曜日も活動。天ぷら蕎麦食べてもバチは当たらんだろう。と言う事で贅沢に。

某鷺沼にあるお蕎麦屋さん。めっちゃうまい。

気になる方はこちらも荒川まで・・。

to be continued・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA