しつこく後編。時代はコロナ禍に入ります。
暗くならないように気をつけます。
最後まで行けるか!!頑張ります!!!
写真を見ると2020年2月。
この辺りでは、何となく騒がれている程度。
取り敢えず手指消毒くらいの設備は容易しようかな。と言ったところ。
まさかこんな事になるなんて世界中誰も予想していませんでした。
当院を語る上でこの方の存在も忘れちゃいけません。スーパー営業マンの『T』さん。
敏腕の彼、当院開業時から全ての機械類と消耗品を一挙に引き受けてくれています。
僕が無茶な物を欲しがるとちゃんと止めてくれる。超信頼出来る機械屋さんにして良き相談相手。
この時はいち早くアルコールと次亜水を搬入してくれました。
『陣中見舞いです!!』と無料でマスクを一箱置いて行ってくれたこと今でも鮮明に覚えています。
この時もうマスクは手に入らず本当に助かりました。
整骨院が傾けばこのような業者さんも傾く。まさにお互いの支え合いが大事な時期でした。
鬼のベッド拭き!!!!
的なコラムも投稿した記憶が。
暗くならないように必死でした。悲壮感が出ちゃ行けない。
明るく元気にこの局面を打破出来る!!!そう信じていました。この頃までは。
大きな間違い。それどころではなくなる。
なんせ人が動かない。
何とかしなきゃ行けない気持ちと焦った姿を見せられない葛藤。
ベッドを一つ潰して奥を多目的ゾーンにする事にします。
スペースを使って何をしようか思案中。
今の時期に患者様が何でお困りか、我々に出来る事は何か。そもそも今何をすべきなのか。
少ない脳細胞で考えます。頭の中は半分パニック。
そして緊急事態宣言。
この写真は家の近くの川っペリ。
この頃自転車を買ってとにかく走りまくっていました。
頭に酸素を送って思考を巡らせる事と、居ても立ってもいられない事と、体を鈍らせない事を同時に行う。
今だから談ですが、
緊急事態宣言10日間の休み中、『そもそも整骨院って必要なのか??』
の項目を1週間以上考えていました。
それにはまず、『1000%必要である!!!』と院長である自分自身が確固たる思いを持つこと。
人の人生を巻き込む事なので中途半端は許されない。何故整骨院(あらかわ整骨院)が必要か。
気が違ったようにチャリで走りながら考える。
そして料理を作りまくる。
とにかくじっとしていられないんです。
整骨院業務をしていないとかなり調子がおかしくなる。
家族はさぞかし心配したでしょう。申し訳なかったなと思います。
料理の腕は格段に向上。怪我の功名。
寒川神社にもよく行きました。
こんな時ばっかり神頼み。バチが当たりそうですね。
しばらく経って、先ほどの問いに対しての答えが明白に出始めました。
緊急事態宣言中に、何をするべきか、では無く『我々は皆様の生活に必要である』と確固たる思いを固められて良かったと今では思っています。
それが考えの軸になるはず。もう一生考えないであろう問いの答えがしっかりと確立。
求められてさえいれば後はどうにか出来る。そんな気がしていました。
緊急事態宣言明け、ご存じの通り一気に再始動。
これは当時始めたトレーニング企画。
今の患者様の生活に必要である。そして我々がやる事に価値がある事を片っ端から導入。
それが患者様から求められるかどうかは進めばわかる事。
求められなきゃやめればいいんです。でも我々がやる事に意味がある。と絶対の自信を持って作り込んだ企画達。どれも思い入れバッチリでした。
現在ではお馴染みのオイルフットもこの時導入。今では沢山の患者様に喜んでいただいています。
フィットネスはしばらくして、やめました。何故求められていなかったか。今では100%言語化出来ますがここでは割愛。
当時のスタッフ達も振り回して悪かったな、と今では思います。スタッフも必死に頑張ってくれていました。
当然ですがみんな一人一人思いが違います。うまくいかない時もある。
この頃どんどん自電車が長距離になっていました。海まで行った写真。
エコーも導入。経理の親父もヒヤヒヤだったと思いますが、目が血走りまくっている息子に全権委ねてくれた事は今でも感謝しています。この時期に設備投資は今思えば正気じゃない。
でも正気じゃないくらいがいいんです。正気だったら既に300回くらい心が折れていたでしょう。
(完全に正気を失った人の様子↑)
コロナの3年間突っ走り続けて何とか仕事が出来るまでになってまいりました。
その中で今まで協力してくれていた長く共に歩んだスタッフとの別れも。
寂しい。
でも今ではみんな立派にやっていると聞いています。
別れもまた必要な事だと思います。しかしながらコロナ禍で苦労をかけ続けて、その中でも別れは今思えば寂しい気持ちしかありません。
冷静じゃ無かった私によくついてきてくれた今までの皆んなに感謝しています。
2021年。スタッフ超絶入れ替わり時期に、
現在お馴染みのカオル先生電撃参戦。
初めてカオル先生から電話があった際、業者さんかな?と思うほどしっかりしていて嬉しかった事を思えています。
今思えば現在の形になったのは、彼との出会いは重要な要素だったように思います。
寒川神社にお参りに行った甲斐がありました。
『お前真面目にやってるからいい出会いを一つプレゼントしてしんぜよう。的な。』
ここから、あらかわ整骨院の激的な変化が始まる事になります。
うん、思ったとり重く、くどい感じになってきてしまいました。
何となくポエミーになってしまって申し訳ありません。
なるべくポエ美にならないよに気をつけていますが、やはりウェットな話題だと難しいですね、
やはり最後まで書けませんでした。
ここまでは後編①とし、次回後編②とします。
次回は明るくなるかと思います。待望の『あの人』の加入秘話も。。
4週も使ってしまって申し訳ありません。
to be continued・・・